井戸掘りで生活設備を整える

水は人々の生活にとって電気やガス以上に欠かせないものである。大災害や渇水また浄水場のトラブルが起きた時、パニック買いでスーパーの棚から水が消えてしまうという事態になる。そこで井戸である。水をペットボトルなどで常備している家庭も多いが、トレイや風呂などに使用することを考えると、いくらあっても足りない。井戸掘りの最大のメリットは、この非常用水としての面にあるのだ。最近ではマンションなどの集合し住宅でも非常用に井戸を設置するほどである。他にも井戸にはいくつかの魅力がある。井戸を掘る際に、費用はかかるが償却回収してしまえば、もともと水道代は0円なのでかなりの節約効果が期待できる。また水質調査は必要であるが、井戸水は飲料水としても優秀である。水道水特有のカルキ臭はないし、一年中温度が一定(15°Cぜんご)なので、夏は冷たく冬は温かく飲めるのである。

実際に井戸掘りをする場合の工事の流れと費用はどうであろうか。全ては見積もりを取るところから始まる。現地調査で、井戸掘りは可能なのかどうかを調べてもらう。可能であれば井戸水がでる深さを測り、使用する掘削機械やポンプなどの費用と工事日数から見積もりを出してもらうのだ。その後契約をし、いよいよ工事である。掘る現場にもよるが、大抵1日から2日で済むようだ。費用であるが、現場や用途によりかなり差が出る。雑用水(畑に水をまくなど)であれば25万円から130万円くらい。生活用水・飲料水用であれば50万くらいから250万円くらいは見ておいた方がいいだろう。特に飲料水となると、水質によるので良い水質の水がでる土地ほど割安になる。費用だけ見ると高額なので躊躇してしまうかもしれないが、メリットも多い井戸掘り。検討してみる価値はあるだろう。